男一人世帯の食卓
大学生のころ、アパートで一人暮らしをしていました。その頃はだいたい自分で料理を作っていましたね。その理由はなんといっても、節約のため。同じようなメニューだとしても、学食で食べるよりも格段に安く済むのです。たいていの男は面倒がって料理をしないものなのでしょうが、私の場合はある程度手間がかかっても安くあげたかったのです。貧乏だったけど時間だけはあったから。
もともとそういうことが好きだったのか、けっこう手間がかかる(主観としてはそうでもなかったけど)ものを作ってましたね。肉じゃがとか、豚汁とか。そういうものを作っていたと言ってみたらば、周りの人から結構驚かれてしまったりもして。和食はとりあえず焼いてしまったり煮たりしてしまえばいいから、そんな凝ったものをこさえていたイメージはないのですけれども。でも、研究室やらサークルやらの飲み会で、頼まれてもいないのにサバの味噌煮とかブリ大根煮とか作って持っていったのは、相当のおせっかいなのかもしれません。
忙しくなってきてもたいていは自分で作ってましたね。いつの間にか料理を作るのがその頃のストレス解消になっていました。アパートの狭い台所で、鍋に油を引いて鳥の手羽炒めたりとか、野菜をぶった切ったりするのが。結構やっていたのが、魚を2枚におろすこと。3枚おろしは今もできません。思い出せば、オール電化のアパートだったから、魚をフライパンで焼くために、いっしょにホウレンソウやらピーマンやら入れて蒸し焼きにしてたなぁ。こうすると、魚の脂を吸って野菜も美味しくなるのでおすすめです。
さて、そのおろした魚は主に小ぶりのアジだったりサバだったりしたのですが、まず骨のついているほうの半身は塩焼きとか味噌煮にして、残りは小指の先くらいの大きさに切り、そこに醤油をかけて、10分くらい漬けにして、熱いご飯の上にのっけて、海苔とワサビをさらに乗っけてお茶づけにする、というメニューがその頃のお気に入りでした。最近包丁を握ってないけど、そのうちやってみようかなぁ。